CM通信 2007年7月30日
「シトロエンC4ピカソ」、新広告キャンペーン ビーコンコミュニケーションズが企画制作/新聞・雑誌広告、チラシ、DMで展開


  シトロエン・ジャポンは、7人乗りコンパクトMPV(マルチ・パーパス・ビークル)「C4ピカソ」の新広告キャンペーンをスタートしている。「C4ピカソ」は6 月21日から販売を開始した新車種。「ビジオスペース(VISIOSPACE)」をコンセプトとし、広大なガラスエリア(スーパーパノラミックフロントウィンドウ) と、クラス最大級で多彩なアレンジメントが可能な室内空間が特徴。  そのデビューを飾る新広告キャンペーンは、ビーコン コミュニケーションズ(以下、ビーコン)が企画制作したもの。ビーコンは<シトロエンのブランド力 、C4ピカソそのものの前評判、販売店の集客努力を後押しすべく、スペシャルサイトによる話題づくり、新聞・雑誌広告、チラシ、DMなどによって消費者の期 待感醸成に注力した>とする。結果、導入時のWebサイトへのアクセス数、カタログ請求数がシトロエン・ジャポン発足以来の過去最高を記録(Webアクセスは 前年同月比3倍超)するとともに、6月23日と24日の両日開催された「C4ピカソ デビューフェア」では予想を大幅に上回る来場者数を獲得するなど大きな成果 に結実した。  ビーコンによるとシトロエンの広告キャンペーンは、クリエイティブエージェンシーとして初めて担当した「C6」の”異次元へ。”に続く第2弾。今回の「C4 ピカソ」の広告キャンペーンは、同車種の大きな特徴である「ビジオスペース」による「パノラミックに広がるドライブ風景がもたらす家族の満たされた時間 と喜び」がコンセプト。メインコピーは「異空間。」。<"アート・オブ・ライフ(Art de Vivre)"を生活信条とし、独創性を重んじるフランス人の本質を備え たシトロエンを、一言で表現する"異"を継続して活かし、"パノラミックな風景に見えるあらゆるものが凝縮した空間"を表現した>(ビーコン)  また、発売に先駆け6月15日からスペシャルサイト「C4 PICASSO 100 VIEWS -星の丘へ-」を開設。音楽と映像によって「C4ピカソ」の魅力を消費者の目線で シンプルに体感できるものに。メインコンテンツは同車種の特性を100枚の写真で校正したスライドショー。この100枚の写真は、ユーザーの好みに合わせて選 択することが可能で、スクリーンセーバーや壁紙、ブログパーツ、オリジナルのムービーとしてダウンロードできる仕組みが付加されている。 綿密なコミュニケーションデザインが奏功  CD&企画は今井康仁氏(ビーコン)、グラフィックのADは松原康雄氏、コピーワークは坂本陽児氏、WebサイトのADおよびムービーディレクションは鈴木大栄 氏、写真撮影は宮原康弘氏(アキューブ)がそれぞれ手がけている。  今井氏は<体験型のスペシャルサイトが立ち上がるまでの約3週間はカウントダウン形式で予告し、サイト立ち上げ前の消費者の期待感を醸成した。スペシャ ルサイトが立ち上がった直後から"このクルマに乗りたくなった""思わずカタログ請求した"などの問い合わせや感想が寄せられるとともに、BlogやSNSなどのコ ミュニティでも大きな反響があった。そういった消費者の期待感が高揚してきたタイミングにあわせて、新聞、雑誌、DM、チラシなどを順次展開したことで、 C4デビューへ向けた消費者の期待をさらに押し上げることに奏功した。綿密なコミュニケーションデザインによる消費者の誘導と、期待感が頂点に達したとこ ろでのマス投下が、シトロエンのマーケティング活動・営業活動と相まって、今回の結果に結びついたと捉えている>と話す。

◆スペシャルサイト http://www.c4-picasso.jp